5月の「だるさ」
今月、特にGW明けあたりから襲われている
「なんだかやる気が出ない・・・」
「やらなきゃいけないことはあるけど・・・」
みたいな気分。4月にあれだけ活気にあふれていた教室から人が半分以上いなくなる学生時代を思い出す。卒業して数年、意外といやいや働いていた正社員時代にはなかった現象に再び悩まされたので少し調べてみる。
★「5月病」・・・?
「5月 だるい」で検索するとすぐに見つかるのが「5月病」や「鉄分不足」といったワードだ。見ていくと結局鉄分にたどり着くのでこの「鉄分」を調べに図書館へ。
検索は「鉄分」そのものに加えて、心のケア的な部分についても何かないか当たってみる。図書館員の方にお願いして探してもらう。新入社員とか慣れない環境でのストレスが・・・ていうのもみかけたが、自分は仕事がいやというダメダメだったのでそもそもストレスというものが常にあったようなもので「5月にしんどい」よりは「毎日しんどい」だった笑
結果、「鉄分」「職場のストレス」で探してもらった本で早速勉強・・・。
★鉄分とは
その名の通りハサミや釘と身の回りにあるあの「鉄」である。人間の体の中には1円玉3~4枚分ほどの鉄が存在している。酸素を運ぶヘモグロビンの材料となることが役割である。
・参考
田中明,蒲池桂子監修『食べることがめちゃくちゃ楽しくなる 栄養素キャラクター図鑑』(日本図書センター,2014)
・・・
・・・
・・・
なるほど~。体内のエネルギーを作るのに必要な酸素を運ぶヘモグロビンの材料か。つまりは
鉄→ヘモグロビン→酸素運搬→エネルギー
超ざっくりだがこう見ると鉄分不足で体がだるくなるのは納得がいく。
不足するとどうなるかはすでに分かったが、実際には顔が青白くなり貧血を起こしやすくなる、といった症状がみられる。
★鉄分補給のために
鉄分は主に肉類と魚類に含まれるものと植物性の食べ物に含まれるものとある。
牛肉
いわし(丸干し)
納豆
小松菜
ひじき
などから摂取できる。納豆なんかはスーパーで手軽に買えるし、そういやGW前後にいつも朝に食べてた納豆を抜いてたような・・・笑
ただ、やっぱりとりすぎるとだめで、シミやしわの原因となる「活性酸素」がふえてしまったり、生活習慣病になるリスクが増えるので注意は必要だ。ステーキや焼き肉をよく食べる人はとりすぎの可能性がある。
★ストレス
次は「ストレス」についてみてみる。職場でのストレスなんてものはほとんどの人が多かれ少なかれ抱えているだろう。新入社員に陥りやすいみたいだが、個人的にイメージは冒頭で述べた大学生の例がしっくりきてる。これも結局は新しい環境によるところもあるのだろうと感じる。
先ほど探してもらった本を見ていくと、大学時代には海外赴任などを夢見て国際的な分野の勉強に積極的に取り組んだが、地方支社に配属された後に「雑務に追われ」「上司との付き合いに追われ」徐々に遅刻をするようになったといった経緯で五月病について書いているのを見つけた。
どうやら頭が重くなり「今日もまた1日が始まるのか・・・」といった状態になるようだ。
福地保馬『労働者の疲労・過労と健康』(かもがわ出版,2008)
によると職業性のストレスモデルとして
1仕事の要求
2仕事の裁量性
3仕事の支援
があげられている。なるほど、これはわかりやすかった。要求される仕事量や難易度でのストレス増加、その仕事を自らコントロールできる度合いでのストレス、そして上司や同僚の支援があるかどうかの3点が主となっている。
・・・
自分には全部あった笑
そりゃストレスでどうにかなるなんてこととは無縁なわけだ。
今後この辺掘り下げていこうかなと思う。
★結果
「五月病」て何?ということについては
「受験戦争や就職活動を乗り越えた者が意欲を消失したうえで軽い抑うつ状態になること」といった表現になるみたい。医学用語ではないので図書館でもピッタリのキーワードがなかったわけだ。んでここ最近の自分に起こった「だるさ」はおそらく月曜日にしんどい・疲れる系統の単なる「めんどくさい」がずっと続いていただけかも笑
ただ、前半部分の鉄分補給に関しては結構大事だと思うのでこれから考えて食事していこうと思った。